ポーカーは騙し合いではあるが。。
まさか僕がポーカーから離れている間に、いぺこが収支を偽ってコーチングをしていたなんて思いもしなかった。
https://bbs.hyahhoopoker.com/thread/172
今更過去のことを掘り返すのは性格が悪いのかもしれないけれど、僕もそんなに出来た人間じゃない。
でも、コーチングを受けようとしてくれた人ってのは、己をリスペクトしてくれた人なわけであって、そういう人を傷つけているわけだからね。悪意を持って。
自分をリスペクトしてくれている人を悪気なく傷つけてしまうことは有っても、悪意を持って傷つけるなんてことはとても僕にはできない。
僕は彼にムッとさせられることがあった。
http://kirrard28.hatenablog.jp/entry/2014/01/27/034209
彼は僕のこのエントリーを(悪意を持って)TwitterやLiveTubeで共有した。
All-in EVが思いっ切りマイナスであることを理由に僕がただの運だけの下手糞だと
認定したようだった。
LiveTubeでは「キチガイ」だの何だの言ってたみたいだった。
まあ、僕が仮に「キチガイ」だとしたら長らくの間成績を偽り続けるという何のメリットが有るか分からない上にいずれはバレることをし続けた彼は「気違い」でしょう。
僕自身、トーナメントでずっと勝ててるのにAll-in EVがずっとマイナスと出るのには疑問を感じていた。All-in EVについて他の専業プロ、2+2掲示板で教えていただいた。
結論としては、
「シングルテーブルトーナメント(以下:STT)の」All-in EVはwinningsよりも下にあれば
そのプレイヤーの運は良い、上に有れば運が悪いということを示すだけであって、実力は一切示さない。
そもそも僕が当時よく打っていたのはSTT 9max Turbo や Fifty50 Turboで、トーナメントスタートからたった15分経てばbbはスターティングチップの15分の1になり、プリフロオールインすることになる。それに9maxは9人中3人、Fifty50は10人中5人が入賞できるので、序盤はかなりタイトに打つのがセオリーであろう。少なくとも当時のSuperNova Eliteを達成していたSTTのレギュラーのVPIPは13しか無かった。もっと付け足すと当時のSTT 9max Turboには序盤はアンティが無かった。
だからポストフロップでオールインになることが滅多に無い。では、僕のプリフロップでのpush-foldが間違っていた?それも無い。
https://www.holdemresources.net/
僕はHRCを利用して自分のpush-foldに間違いが無いかを直ぐに調べていた。当時は
ポーカースターズのソフトウェアを開きながらHRCを開いても違反ではなかった。
当時は滅多にpush-foldを間違えることが無くなっていた。間違えても-0.20以内の間違いしかしない状態だった。だから仮に僕が間違えているとしたらHRCも間違えている。
(FGSを考慮し切れていないという可能性は面倒くさいので割愛。)
では、何故All-in EVが大きくマイナスになってしまっていたのか?
予想としてはこうだ。
たとえば9max Turboで 残り5人。 残り12bbでAKsをUTGからオールイン。
チップカバーされている人にAAでコールされたらAll-in EVは大きくマイナスになる。
バブルファクターも高い場面なので尚更EVは大きくマイナス。明らかに正しいとされるプレーをしても大きくEVはマイナスになってしまうのである。
他にも、9max Turboで 残り5人、チップリーダーになっていたらかなり広い範囲でpush-foldできる。でもいざコールされたら相手はかなり強いハンドを持っている。バブルファクターが高い時は、弱いハンドにコールされてもAll-in EVはマイナスになってしまう。だのに強いハンドにコールされるんだからこれまたAll-in EVは大きくマイナスになってしまうのである。
だからSTTではAll-in EVがマイナスだからといってその人の実力が無いとは限らない。
寧ろ、入賞直前まで沢山行く人の方がAll-in EVはマイナスになるとすら考えられる。
※2020年12月27日追記
STTでも十分なトーナメント数が有ればAll-in EV($EV)は実力を示すと思う。
十分なサンプルが有ればAKsを持っていた時にAAを相手に持たれていた回数と
AAを持っていた時に相手がAKsを持ってくれていた回数は同じに収束する。
ただし、収束するには何万戦ものサンプルが必要と思われる。入賞率が同じ3分の1であるspin & goが1万戦あれば十分実力を判断出来る(EV ROI3.4%出せる実力の人なら1万戦で95%の確率で収支をプラスに出来る)ので、僕がやっていたSTT Turboも1万戦くらいはサンプルが必要なはずだ。上に有る収支グラフのトーナメント数はたったの900戦だ。たったの900戦では実力は全く判断できない。
・・・今考えるとね、強いプレーヤーならAll-in EVは実力に関係ないって知ってるはずなんだよね。当時も「何でAll-in EVは実力に関係ないはずの指標なのにいぺこは僕のことをボロクソ言ってるんだ?」と思ってはいた。でもまさかその答えがそのまま「弱いから」だったとは。。。
ポーカーのアドバイスを貰うときは信頼できる人からもらわないといけないね。。。HMやPTのデータは簡単に改竄ができる。
そしてBlackChestは負け組でも大量に入金して少し頑張って打てば容易に達成できる。
僕も達成している。
https://gyazo.com/44a56ea231fc12b82f5192236ef9fa3e
いぺこは当時のどれだけレーキを収めているかの指標、Supernovaを達成していたから信頼されていた部分がある。Supernovaを達成するには年間で100,000VPP打つ必要が有った。$1レーキを収めると5.5VPP貰えるので、年間で$18182レーキを収めれば達成できた。
僕はSharkScopeによるとポーカーを再開してから$1400程負けてるらしい。
そして$8000程レーキを納めている。当時の44,000VPP。だから僕の今の成績のペースなら$3131の負けでsupernovaを達成できる。月に$250程度の負けでなれてしまう。
レーキバック抜きで!
当時のレーキバック率はプラチナスター(月に7500VPP打つとなれた。)が27-42%らしい。$18182の27-42%なので
僕の今の成績で打ち続けても収支はプラスになる!!
さらに一度supernovaなるとレーキバック率は32-51%にまでなる!!一度supernovaになってしまえばsupernovaで居続けるのはさらに楽になる!!
いかにsupernovaが実力の指標にならなかったかがこれで分かるでしょう。。。
今はレーキバック率が大きく下がったけど、もしかしたらポーカースターズは
凄く上手いけど打つ頻度が少ない人よりも下手糞だけど滅茶苦茶打つ人の方が稼げてしまうようなシステムを危惧したのかもね。。。
上手い人ほど稼げるゲームであってほしいよね。
sharkscopeみたいな改竄が出来ないような確かなデータを見よう。。
その中で安定して大きく勝ち越しているような人、
わざわざ嘘をついてまで稼ぐ必要の無い人、例えば本業で十分稼いでいてわざわざコーチングをやる必要の無いような人。。。まあこういう人は仲良くならないとコーチングしてくれないだろうけど。。。
※2020年12月27日追記
sharkscopeの成績も改竄できるようになってしまった。
spin & goの成績は自動ではsharkscopeに反映されない。sharkscope HUDか自分でトーナメントIDを入力することによってsharkscopeに初めて反映される。なのでspin & goで勝った時の成績ばかりを入力すれば本当の実力よりも遥かに強く見せかけることが出来てしまう。